アーティスト/イラストレーター
松尾 たいこ
PROFILE
10年間の会社員生活を経て、32歳で上京。
セツ・モードセミナーにて本格的にイラストを学び、35歳でイラストレーターとして独立。第16回ザ・チョイス年度賞、鈴木成一賞受賞。広告、CDジャケット、書籍の装画、雑誌など、幅広い分野で活躍。2014年より「千年陶画」プロジェクトで陶器の制作を始める。
現在、東京・軽井沢・福井の3カ所を拠点に活動中。
公式サイト
https://www.taikomatsuo.com
CONCEPT
私は約10年前、日本で最も有名な神社である伊勢神宮と、関連する125の神社を訪れ、その経験を描いた本を出版しました。そしてこれらの神社の神々が登場する古代の日本神話にも興味を持ち、今までに200以上の神社を訪れました。この経験を通して、森羅万象のすべてのものに神が宿るという日本古来の概念を受け入れるようになりました。
また、縄文土器の原始的な形、琳派の豊かな意匠性、江戸時代の浮世絵に描かれた平坦な風景などからもインスピレーションを得ています。
ファッションが大好きで、作品の中に美しい模様や色を使いたくなります。美しい色の層を重ねて世界を愛で満たし、私たちは一人ではないという事実を表現したいと考えています。
松尾たいこの作品